こどものためのアロマテラピー【その2】
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2. 植物の香り

地球上の生き物のなかでただ一つ、ほかの生き物を食べずに生きていける植物
地球上の生き物のなかでただ一つ、ほかの生き物を食べずに生きていける植物。炭酸ガスと水と太陽エネルギーで、自分の体をつくってしまう植物。そんな、すごい力をもっている植物だけど、植物は動けない。
植物は、しゃべれない、声をだせない
植物は、しゃべれない、声をだせない。動物のように走ったり、ほえたりできない。鳥のように空を飛べない。植物はとても、不自由かもしれない。

でも地球上で、動物なんかよりずっと長く生きて、はんえいしてきた植物は、したたかに生きるくふうをしている。その一つが、植物が作りだす化学物質。そう、植物の体は化学工場みたいに、いろんな物質を作りだしている。

花粉を運んでもらうために香り物質で、チョウやハチをおびきよせる
花粉を運んでもらうために香り物質で、チョウやハチをおびきよせる。虫に葉っぱを食べられないように虫のきらいな物質を葉っぱにためこむ。カビやバイキンをふせぐ物質も作れる。

自分のテリトリーを守るために、ほかの植物のタネがめを出せないようなバリア物質もつくってしまう。植物が作りだす、いろんな力をもった化学物質に、人間が目をつけないわけがない。
人類は、その誕生からずっと植物にたよって生きてきた
人類は、その誕生からずっと植物にたよって生きてきた。植物にかこまれてくらしてきた。たくさんの人がいろいろためしてみて、役に立つ植物を見つけて、役に立つ成分をとりだす工夫をしたんだろうね。

ある植物の葉っぱをすりつぶして傷ぐちにぬったら
ある植物の葉っぱをすりつぶして傷ぐちにぬったら、傷が早くなおった。ある植物の根をぐつぐつ煮て飲んだら、おなかの痛いのがなおった。ある植物の実をくだいて肉にふりかけたら、肉がなかなかくさらなかった。ある植物のみきから流れだすヤニを燃やすと、その煙は神さまにとどくかと思われる香りだった。 ある植物の花をまくらもとにおくと、とても気持ちよくねむることができた。

植物の役に立つ成分はそれぞれ、特有の香りをもっている。 それを人間の生活に役立てようというのが、アロマテラピー。
おわり

アロマテラピーって、なんだろう? それは、次回のお楽しみ。