こどものためのアロマテラピー【その5】
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5. アロマテラピーの代表選手 ラベンダー

ラベンダーはシソファミリーのメンバーで、そして、アロマテラピーの代表選手
ラベンダーはシソファミリーのメンバーで、そして、アロマテラピーの代表選手。アロマテラピーでいちばんよく使われる精油(せいゆ)がラベンダー。
夏のはじめにさくラベンダーの青むらさきの花を見たことがあるかな。ラベンダーばたけに立つと、もう空気はラベンダーのかおりでいっぱい。
ずっとむかしから人間に利用されてきたのに、医学の発達とともにわすれられていた植物の力を、ガテフォッセは思い出させてくれた
まだほとんどがつぼみのラベンダーの花穂(かすい:花のついているほ)をかりとって、かんそうし、蒸留(じょうりゅう)してとれるのがラベンダーの精油。

アロマテラピーの歴史(れきし)をかたるとき、かならずといってよいくらい出てくるはなし。
今から80年ほど前、フランスの化学者ガテフォッセが実験室(じっけんしつ)で、手にヤケドをしてしまった。ガテフォッセはとっさに、そばにある液体(えきたい)に手をつっこんだ。すると、いたみはたちどころにきえ、キズはおどろくほど早くなおった。
この液体がラベンダー精油だったというわけ。

ものの本には「ぐうぜんそばにあった」なんて書いてあるけど、ガテフォッセは精油の研究をしていて、ラベンダー精油が何にきくかも知っていたんだろうね。化学者ともあろうものが、そばにあったからといって、むやみに手をつっこむはずがないもの。

アロマテラピーの歴史(れきし)をかたるとき、かならずといってよいくらい出てくるはなし
ずっとむかしから人間に利用されてきたのに、医学の発達とともにわすれられていた植物の力を、ガテフォッセは思い出させてくれた。この植物の力を「アロマテラピー」と名づけたのもガテフォッセだ
ラベンダーの花は米つぶみたい。それは、つぼみのうちにかりとるからだ
リボンであみこんだラベンダーの花たばや、においぶくろにしたラベンダーを、おみやげにもらったことがあるかもしれない。

ラベンダーの花は米つぶみたい。それは、つぼみのうちにかりとるからだ。つぼみのうちにかりとったほうが、かおりがいっぱいつまっているから。

花がさくと、5つの小さな花びらがパチッとひらいて、かわいらしい
米つぶのように見えるのは、花をつつんでいるガク。ガクはつつがたで、むらさき色をしている。花がさくと、5つの小さな花びらがパチッとひらいて、かわいらしい。よく見れば、上2まい、下3まいにわかれ、くちびるの形をした唇形花(しんけいか)。花びらの下のほうはくっついて、つつになっている。もちろん、葉は向きあってつく対生(たいせい)、茎は四角。まぎれもないシソ科の一員だ。

おわり。次回をお楽しみに!