こどものためのアロマテラピー【その7】
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7. ソーセージ

人類は、どうやってソーセージを発明したのかなって、考えたことある?
ソーセージは好き?
人類は、どうやってソーセージを発明したのかなって、考えたことある? わたしは、こんなふうに考えるんだけど…
食べることは、他の生命をいただくこと
肉を食べるために、かっていたブタを殺す。それは、子ブタのときからずっとエサをやり、けっこうかわいがっていたブタかもしれない。 「食べることは、他の生命をいただくこと」って教えられるけど、頭ではわかっても、あまり実感ないよね。でもそうやって、昨日までブーブーいってたブタを殺して食卓にのせたら、きっと身にしみてわかるんだろうね。肉を食べるって、そういうことなんだ。

さてブタ1ぴき。 ロースは焼いてメインディッシュかな。
さてブタ1ぴき。 ロースは焼いてメインディッシュかな。かたいスネ肉はコトコト煮てシチュー。食べきれない肉のかたまりは塩づけ。内臓(ないぞう)だって、それぞれ工夫して食べたり保存したり。皮は服やカバンに仕立てる。

大切なブタ、ちょっとだってむだにはできない。
大切なブタ、ちょっとだってむだにはできない。こまかいくず肉は、よせ集めて、たたいて、塩と香りのよいハーブをまぜてこねて、腸(ちょう)につめて、けむりでいぶす。それがソーセージ。

くず肉をむだにしない、いろんな部分の肉や内臓と塩とハーブがまじりあっておいしい、保存もきく、腸のプチンプチンとした食感も楽しい、ソーセージは人類の偉大なる発明だと思う。

ソーセージに使われる香草の代表がセージ。セージをかならず入れるからソーセージ 、って名前がついたんだって。セージは、肉や内臓のにおいを消しておいしくしてく れる。そして、もっと大事なこと、ソーセージをくさりにくくしているんだ。
むかしヨーロッパでペストがはやったとき…
セージといえば、こんな話がある。

むかしヨーロッパでペストがはやったとき…、うん、ペストというのは恐ろしい伝染病(でんせんびょう)で人がバタバタと死んだ。家族全員が死んでしまった家もたくさんあった。4人組のドロボーがいて、そんな「死の家」をあらしまわった。ずいぶんかせいだけど、けっきょくはつかまり、死刑になることになった。

でも、なぜ、4人のドロボーは「死の家」をわたり歩いたのに、ペストにかからなかったんだろう? 「その秘密を教えたら死刑はめんじょする」と言われた。

4人のドロボーの秘密兵器
4人のドロボーの秘密兵器、それはとくべつな酢。その酢には、セージ、ローズマリー、アンゼリカ、ミント、ラベンダーが入っていた。4人のドロボーは死刑をまぬがれ、それから「秘密の酢」はみんなのものになったそうだ。

セージ、ローズマリー、アンゼリカ、ミント、ラベンダー、全部アロマテラピーでよく使われる植物だ。アンゼリカをのぞいて、すべてシソ科の植物。アロマテラピーの歴史も、シソ科植物の力も、なかなか奧深いものである。


おわり。次回をお楽しみに!